目次
技術的相似
- 最近思った事としてweb3とweb2は相似している
- web2では、20年前はPHPで静的なHTMLを配信していた
- その頃はPHP5とかでClassベースのものではなく、ログインなどはあったがフロントは何もしなかった
- しかし、その後にAjaxが登場し、FrontendでJSでAPI操作するようになった
- その後はReactが出てきて、Nextが出てきて、今やFrontで処理するのは当たり前になった
- これと同じことがWeb3でも起きている
- 3年前ぐらいまではCryptを結構やっていた
- EtherやHyperledger FabricやQuorumなど
- 基本的に、Web3はノードにデータが全部行ってしまう
- そのため、プライベートな情報はノードには送れないのがWeb3であった
- その問題に対応するために、ZKPでローカルで証明をする流れができた
- つまり、ZKPで検証可能な形で秘密は教えずに条件を満たしている事を送る技術
- これはAjaxの流れと全く同じ
- つまり、サーバーで処理するのではなく、クライアントで処理をする流れ
- ただし、ZKPはコスティなので、証明できる量は極端に少ない
- 歴史は繰り返すということ
- ただし、Web3でクライアントに移ったのは「秘密を保持したまま証明する計算」
- Web3はWeb2の歴史を、暗号学と検証可能性という制約付きで再演している感じかもしれない
経済理論

- Web3で昔よく言われた言葉がFatプロトコル理論
- GAFAMを代表するアプリケーションレイヤーの事業者をWeb3のProtocolが下剋上するという仮設
- つまり、Fatプロトコル理論によるとWeb2の大企業は死滅し、Web3時代はProtocolが生きるとあった
- その当時はそれを信じていた
- ただ今の時代はSaaS is deadと言われ、Salesforceの株価が下落トレンドにある
- つまり、Web3の夢は、実はAIが別の意味で実現している
- 同じ結果が別の原因で起きているという事
- D11Nな世界の障害は、実はAppを独占する企業ではなく、Appを独占するプログラマー(つまり自分自身)というオチだった
- また、AIがWeb3の夢を中央集権的に実現していることも、また皮肉が効いているだろう
社会実装の期待
- ただし、Web3の概念は素晴らしいと思う
- 現実的に、Web2が指摘している問題点は正しい
- 特にソーシャルログインの問題点は大きい
- 便利な反面、Web2には落とし穴がある
- 例えば、FBで外部サイトにソーシャルログインして、そのFBのアカウントがBANされると、紐付いたすべてのログインができなくなる
- つまり、OAuthも完璧ではないという事
- またデータの自己主権がないのも問題
- 例えば、XのアカウントをBANされたら、そのまま自分の記録は取り出せなくなる
- ココらへんはBlueSkyがハイブリッドな方法で解決している
- DIDはまさに自己主権型IDやデータを実現するものだし、VCも改ざんできない卒業証書とかを作れる
- ココらへんはもっと社会実装されてもいいかも
P.S.
- 久しぶりにWeb5-jsを見たらメンテが2年前から止まっていた
- てか、Twitterのジャック・ドーシーのTBDevはアーカイブになっていた
- DIDの利用は利用者の負荷が大きいし、まあメジャーにはならないのかなぁ
- ダーウィンの海を超えられるほどのインセンティブを感じる人は少ないのかも
